ペかコか [カメラ]
「ペ」ですからね。
カメラブランドは数多くありますが、カタカナでたった一文字違うだけで
これだけ違ってしまうと思われているのが、
PENTAXとCONTAX
でしょうかね。ペンタックスとコンタックス。歴史を紐解くと、初代コン
タックスは既に戦前からあり、ライカと熾烈な競走をしていたのは有名な
話です。
ペンタックスは、前身は旭光学です。ペンタックスの一眼レフは、初期の
国内一眼レフ市場では素晴らしかったですが、AF、デジタルの波に乗り遅
れて、今はHOYAに買収されて一事業部となっています。
コンタックスも、Yashica、京セラと共に、電子化を果たし、高級カメラ
として名を馳せましたが、同様に、AF、デジタルの波に乗りきれずに惜し
まれつつ撤退。
そんな2社ですが、一時期、カールツアイス社が旭光学と技術提携しよう
としていた時期があります。実際にsmc タクマーレンズのうち、
15mm/f3.5、28mm/f2、18mm/f3.5、45-120mm/f4の4本は、ツア
イスとの共同で生まれたと言われています。逆を考えれば、それだけ、旭光
学の技術がすぐれていたと言う証拠でもあります。
実際、後に京セラと提携して出したコンタックスのレンズマウントとペン
タックスのKマウントはマウント径といい、フランジバックといい驚くほど
良く似ています。だから、マウント改造も楽にできる訳です。
そんな、ストーリーに惚れてしまうのが私。気がつけば....
おそらく最後の銀塩645判フィルムカメラで、私個人は最高傑作だと思って
います。CONTAX 645。最高シャッター速度1/4000は新幹線撮影に重宝し
ます。
PENTAXが満を持して発売したPENTAX 645。これはMFですが、扱い
易いカメラです。
PENTAXといえば、小型化の技術も定評があります。未だに、LXは高値
ですし、そのLXの再来と言われているK-7も、この小さなボディによく
ぞ詰め込んだという感じです。
CONTAXの小型カメラと言えば、
やはり、このAriaでしょうか。女性にも扱いやすいように小型化していま
すが、機能的に妥協はしていません。この小さなボディですが、測光モード
を三種類搭載は、当時では珍しい部類でした。
そして、本日、噂が出ていたこれの発表
K-7の大きさはそのままに、各種機能をフラッシュアップしてフラッグシッ
プにふさわしいスペックを纏い登場です。
悩みが増えるばかりですね。マウントはこれ以上増やしたくないのですが、
NikonやSONY、Olympusも魅力的な新製品を投入してきました。が、や
はり中判も捨てがたい私として、645Dも魅力的です。ここへ来て、デジタ
ルバックが値下げしてきて、今所有のCONTAX645やHASSELBRAD 503CX
でもデジタル化が進められそうです。これで、カールツァイスの恩恵を受け
られるのはありがたいです。
さ、宝くじ当てないと!
PENTAX 中判デジタル一眼レフカメラ 645D ボディ 約4000万画素 大型CCDセンサー 645D
- 出版社/メーカー: ペンタックス
- メディア: エレクトロニクス
各社新製品で賑わしてましますね
K-5でましたか^^
C社やN社がはばを聞かせていますがPentaxにはがんばってもらいたいです!
by UNCLE (2010-09-22 04:44)
>UNCLEさん
いや〜、PENTAXがんばってますよ。
ロウソクの炎の消え際にならない事を祈りつつ...
by boo (2010-09-22 22:50)
>gardenwalkerさん、加藤さん、私が三人目さん、フジトモさん
niceありがとうございます。
by boo (2010-09-22 22:51)
>FTドルフィンさん
niceありがとうございます
by boo (2010-09-26 17:02)