矢島駅開業80周年 [由利高原鉄道]
今から80年前の1938年10月21日に旧国鉄矢島線の羽後矢島駅が開業しました。その後、1985年10月1日に国鉄矢島線を引き継ぎ第三セクター由利高原鉄道鳥海山ろく線として再スタート。その際に、沿線の駅名からJRと接続する羽後本荘以外は羽後がなくなり矢島駅となりました。
5年前には75周年記念として、現在は鳥海山木のおもちゃ美術館となっている、旧鮎川小学校で写真展を開催。私も末席ながら出展させていただきました。それから、いろいろとご縁があり今に続いています。先日の日曜日に80周年記念の式典が終点矢島駅近くの日新館で執り行われ、鳥塚亮いすみ鉄道前社長の記念講演、懇親会がありました。式典には参加しませんでしたが、その当日に現地に滞在してました。
多くの方、由利鉄応援団のメンバーなどもお祝いに駆けつけていました。
そんな80周年の雰囲気を紹介しましょう
列車には80周年記念のヘッドマークを掲出中。
また、矢島駅の入口にも横断幕を掲出中
そして、限定80部ですが記念切符も販売されています。値段が4600円とお高いですが、台紙に全駅の硬券切符がセットされています。その台紙に使われる矢島駅の写真を数点提供させていただきました。ぜひ、お手に撮って見てください。WEBでも販売しています。
https://shop.obako5.com/webshop/ticket/矢島駅開業80周年記念乗車券セット/
ぜひ、お買い上げください。
1ヶ月の奇跡 [由利高原鉄道]
今年のGWまで走っていたYR-2001 池田修三ラッピング車両は任務を終え
ました。早速車庫でラッピングを剥がす作業が行われました。このYR-2001
は登場当初は元祖由利鉄カラーを纏ってのデビューでした。前回の「ゆりて
つ」ラッピングを剥がした時にも判っていたのですが、オリジナル塗装が出
てきます。残念ながら、前回はすぐ次の池田修三ラッピングに変わってしま
いましたが、今回は7/1に開館する木のおもちゃ美術館の列車「なかよし列車」
へと改造されるのですが、その改造工事までの間、オリジナル塗装のまま
走っています。一週間ほど走った後、おもちゃ美術館をPRするステッカーが
サイドに貼られたのですが、それでもオリジナルに近い形で走りました。
取るものも取りあえず撮影に行ってきました。
この日、運用に着くのは2D→1Dの1往復のみ。事前に矢島駅で確認したら
羽後本荘側にYR-2001ということで早朝は鳥海山も見えていたので、ここで
2Dを撮影。タイムスリップしたかのような絵を撮れました。
返しは、逆光を承知でオリジナルカラーの駅舎を残すこの駅で。
曲沢駅のオリジナルカラーと合わせて見ました。
残念ながら5月末までの運用との事でもう見られないかな。改造されると
しばらくは見られそうにないですね。改造されてどう変わるか楽しみです
が、ひょっとしたらちょこちょこと、アテンダントブログやtwitterで
見られるかも知れません。
中井精也のてつたび [由利高原鉄道]
由利高原鉄道関係ネタが続きます。
2/23(富士山の日ですね)にBSプレミアムで放映された中井精也の
てつたびは、テーマが由利高原鉄道でした。あらかじめ、WEBでは
写真を募集していました。セレクト20には残ったのですが其の後の
セレクトでは漏れてしまいました。
で、放映本番。放映中に紹介される投稿作品。私のは何故か2作品
紹介されていました。
番組の冒頭にでたのがこれ(セレクト20に選ばれた作品です)
夕陽ギラリ
黒沢−曲沢 2016/8撮影
夕焼けの雪景色
鮎川−黒沢 2016/12撮影
撮影はどちらもPENTAX K-1です。
由利鉄が気に入り通っている成果がここへ来て実を結びつつあるの
かな?そんな感じがしています。次回は、ひなまつりに因んだ、
旧家の雛飾りを展示している矢島おひなっこ列車に行ければいい
なぁ。いろいろあって今年はまだ行けてないので。
由利鉄関係 [由利高原鉄道]
昨年はRailMagazine RM gallery への「由利鉄讃歌」掲載を筆頭に
由利高原鉄道株式会社、由利本荘市の後援により開催した
由利本荘市文化交流施設カダーレで開催した「由利鉄讃歌写真展」
及び、CREATE様のご協力により富士フォトギャラリー新宿で開催
した「由利鉄讃歌+」、RM誌の本誌RM Newsや今日の一枚に掲載
させていただきました。
そういったご縁もあって、由利鉄でいろいろとまだお世話になって
ます。オフィシャルカメラマンではありませんが...
2017年由利鉄カレンダー
2017年楽楽遊遊切符(土日祝日販売のフリー切符です)
2017年ダイヤ改正ポケット時刻表
アテンダントさんがまごころ列車で配布しているしおり
に写真を採用されてます(しおり以外はキャプションが入ってます)。
あと、矢島駅に写真展の写真を冊子にした写真集も展示していただ
いてますので、是非お手にとって見てください。
タグ:由利高原鉄道
写真展ご報告 [由利高原鉄道]
遅くなりましたが、GW中に由利本荘市カダーレで開催した写真展
「由利鉄讃歌」
のご報告です。一昨日ようやく由利鉄本社に預けたままにしていた
写真と備品一式を引き上げてきました。
場所:由利本荘市文化交流施設カダーレ・ギャラリー3
日時:2016/4/30 〜 2016/5/5
10:00〜18:00 (最終日は15:00まで)
展示枚数:A2判、A1判合わせて41枚。
来場者数:6日間で約350名
1日平均50名以上の方々に来場いただきました。
また、5/3には宴会も設定していただき地元の方々(人のつながり
とは凄いもので、副市長様までいらっしゃいました)
会場はこんな感じです。
また、写真展開催期間中写真展ヘッドマークを付けての運行もし
ていただき感謝してます(ヘッドマークは手元にあります)
ヘッドマークを装着したYR-2001 池田修三ラッピング車
そのヘッドマークと今回お世話になった春田社長と記念撮影。
ということで、展示作品をまとめたPhotoBookを下記で販売しています。
値段が高いですが、プリンとの質は良いので是非お買い上げください。
中身はこちらでみる事ができます。
そして、同じ内容になりますが、7月下旬に富士フォトギャラリー新宿で
の写真展開催も決まってますので、今回こられなかった方々も是非いらし
て下さい。
今年のGWは由利鉄へGO! [由利高原鉄道]
今年のGWは是非、由利高原鉄道に乗りに来てください。
そして、羽後本荘駅からほど近いカダーレで開催中の下記写真展を
見に来てくださいね。
題名:高木比呂志写真展 「由利鉄讃歌」
日時:4/30(土)〜5/5(木)
10:00〜18:00(最終日は15:00まで)
場所:由利本荘市文化交流施設「カダーレ」ギャラリー3
0184-22-2500
羽後本荘駅から徒歩10分程度です。
この3年で撮り溜めた由利高原鉄道の四季の作品約40点を展示
予定です。
RailMagazine誌のRMギャラリーに掲載写真も数点展示します。撮影
は、1点を除きすべてPENTAX のカメラで撮影です。
PENTAX K-5IIs、K-3II、645D、645Z
GW中は由利高原鉄道は増発ダイヤで乗りやすくなっております。
沿線の各駅には鯉のぼりが泳ぎ、旧鮎川小学校も鯉のぼりで飾ら
れますし、こいのぼり列車もはしります。また、新しいラッピン
グ車両も登場予定ですので楽しみにしていてください。
Rail Magazine 2016年2月号 のギャラリーに掲載されました [由利高原鉄道]
ご報告が遅くなりました。
今本屋で売っているRail Magazine (レイル・マガジン)の2016年2月号の
RMギャラリーに採用いただきました。タイトルは
「由利鉄讃歌 鳥海山の山ろくを走り続けて30年」
です。全12ページ、17枚の写真で構成されています。書店で見かけたら是非
お手にとって見てください。尚、書店によっては付録がついている(今回は
広田尚敬先生のカレンダーがついてます)関係で中を見る事が出来ない場合
もあります。その場合は、あきらめてお買い上げください(笑)
自身も今年、1月の富鐵百景のギャラリー掲載に続き2回目となります。これ
も皆様の暖かいご支援の賜物だと思っています。ありがとうございました。
ギャラリーの表紙はこんな感じです。
応援団貸切列車 [由利高原鉄道]
12/12にFacebook上にある、由利鉄応援団有志による貸切列車が由利高原
鉄道で走りました。関東を中心に遠くは兵庫、広島からも参加者が集まり
ました。羽後本荘駅13:00発の11D列車で矢島へ行き、車庫見学などをし
て、16Dで羽後本荘へ戻りました。
私も、参加しましたが、往路は自己紹介&春田社長によるエボルタ電池の
裏話などを。復路では、今回の貸切列車のために特製で作られたヘッド
マークのオークションを行い多いに盛り上がりました。
特製ヘッドマークは、貸切当日は送り込み回送と返却回送まで装着されて、
翌日は、日没まで羽後本荘側に装着して走っていただきました。その際に
車輌の運用で、YR-3001、3002、3003とすべてに装着されました。
YR-3001 鮎川−子吉
YR-3002 曲沢−黒沢
YR-3003 吉沢−川辺
土日はこれ以外にも、退職者を祝う貸切列車や、ゆりてつワンデーツアーの一つ
「秋田カンバン娘を巡る旅」も開催され、賑わっていました。
エボルタチャレンジ特番放送 [由利高原鉄道]
11/3に由利鉄で行われたエボルタチャレンジの特番を以下のスケジュールで
放映されます。ぜひ、由利鉄沿線の景色と共にごらん下さい。
<番組タイトル>
「僕たちの乾電池電車~エボルタチャレンジ 青春の133日~」
<放送地区、日程>
●フジテレビ 12月5日(土) 9:55~10:45 東京、茨城、群馬、神奈川、千葉、栃木、埼玉 他
●関西テレビ 12月5日(土) 9:55~10:45 大阪、京都、兵庫、奈良、和歌山、滋賀 他
●秋田テレビ 12月6日(日) 14:05~14:55
●BSフジ 12月26日(土) 14:00~(予定)
西滝沢−吉沢
エボルタチャレンジ2015 [由利高原鉄道]
11/3 由利高原鉄道を舞台にギネス記録が生まれました。
パナソニックの乾電池EVOLTAの性能を実証するエボルタチャレンジ2015として
埼玉県立川越工業高校電気科電車班の作製した乾電池のみで走る車両が見事、由
利鉄前郷−矢島の往復約23kmを走破し、乾電池のみを動力とした電車の走行距離
記録を打ち立てました。
昨年、小坂鉄道と言う廃線跡を利用しましたが、今年は実際に営業している由利鉄
の通常運転を一時取りやめバス代行にして線路を閉鎖。その上でのチャレンジでし
た。
私も、写真仲間と応援に馳せ参じました。
吉沢−川辺の水田地帯をゆっくりと進む。
川辺−矢島 コース中最大勾配の難所をあるくような速度で進む。
この車両には5名以上の人が乗ってます。
とにかく、沿線は川越工業高校の応援団もそうですが、何よりも
地元の方々の熱い声援が印象的でした。おかげで、大渋滞を引き
起こしてました。鉄道が地域に貢献できるのは、人を大勢乗せる
だけでは無くて、こういうやり方もあるんだと認識しました。
感動のゴールした瞬間には間に合いませんでしたが、彼らの笑顔
がすべてを語っていると思います。
前郷駅
おめでとう!感動したよ!
なお、この様子をまとめたパナソニックのCMは11月下旬に放映予定だそう
です。開業30周年の由利鉄。ますます、目が離せなくなりました。
由利高原鉄道・開業30周年当日 [由利高原鉄道]
由利高原鉄道は10/1に目出度く30周年を向かえました。当日は、記念式典
三陸鉄道望月社長の講演会、祝賀会と総勢250名近くの方々が出席されて
盛大に執り行われたようです。都合がつかず出席は叶いませんでしたが、
由利鉄へは行ってきました。式典でも表彰されましたが、由利鉄応援団
の方々と夜は呑んでました。
由利鉄応援団の祝花は、式典会場以外にもここ矢島駅にも飾られま
した。しばらく、飾られるそうなので是非乗って見に行ってくださ
いね。
式典当日は、快晴だったのですが私が付く頃には爆弾低気圧の影響
で曇天に。せっかく前日に初冠雪した鳥海山もごらんの通り。
久保田駅を発車する17D列車。背景には初冠雪を纏った鳥海山
10/12まで30周年記念ヘッドマーク(まごころ列車以外)を掲出
しています。
羽後本荘側
矢島側
※必ずしもこの向きで着く訳ではありません。また、強風などの場合は
掲出しない事もありますのでご注意下さい。
10/11には、矢島駅前で特選おばこまつりも開催されますし、10/12ま
ではかかし列車&各駅にはかかしが展示されておりかかしコンテストも
実施中です。
祝・30周年 [由利高原鉄道]
1985年10月1日に旧国鉄矢島線を引き継いだ由利高原鉄道鳥海山ろく線
が産声を上げました。30年間地域の足、観光の足として走り続けました。
人口減少率が一番大きい秋田県であり、その影響を受けていますが、様
々な施策をもって経営努力をしています。
皆様も是非、乗りに行ってください。
10/10、11に日比谷公園で開催される鉄道フェスティバルにも由利高原
鉄道はブースを出します。私も土曜日の午後お手伝いしていますので、
是非お寄りください。
由利高原鉄道の今後の発展を祈念致します。
由利鉄とのコラボ [由利高原鉄道]
2週連続で由利高原鉄道に行ってきました。3/14から3/22まで1日1往復運行する
おひなっこ列車と雪景色を撮りたかったのですが、今年は春が早いのか、雪はかなり
溶けてしまいました。その代わりに、ばっけ(フキノトウ)が顔を出し始めていまし
た。春はすぐそこまで来ているようです。
前回載せた583系の団臨。この時は、びゅうの旅として募集されていた列車の帰り
がちょうど羽後本荘駅に着く時間と由利鉄の6Dの到着時間がほぼ同じなので、
これは並走を撮れるかも?と、地元の方と待ち合わせて撮りました。
えっと、酒田は定時に出たという話だったのですが、なんらかの理由で
遅れてきたため並走は撮れず。
2週連続でしたが、本当は18きっぷでゆっくり帰るつもりでしたが、
リベンジをすることにしました。撮影場所を変えて祈る気持ちで待つ
事しばし。踏切の警音器が鳴り始めファインダーを覗くと...いい感じ
に並走してきている。誰もいないホームで叫びながらゲットしたのは
長玉が欲しかった...かなりトリミングしてます。35mm換算で500mm
くらいあればよかったかと。でも、ここまで写っているので個人的には
満足です。あと2回わくわくドリーム号は運転されます。現地の方に
後は任せました。
4月以降のわくわくドリーム号の設定が無いので去就がいよいよ気に
なってきました。
防雪柵 [由利高原鉄道]
寒い所が苦手な私ですが、何か意識が変わったのか、雪景色を撮りたく
なってます。一昨年かな?仙岩峠にこまちを撮りに行って以来、年1回
ほど東北へ出掛けています。
厳しい自然の中を走る列車。やっぱり良いですね。
最近はまっているのが由利高原鉄道です。ここも、ご多分に漏れず厳し
い冬です。雪も1mくらいは積もる豪雪地帯ですが、一生懸命列車を
運行しています。昨年暮れにあった、YR-1500形のさよなら運転で、初め
て冬の由利鉄を訪れました。吹雪などで線路が埋まるのを防止する為に
子吉駅と黒沢駅には防雪柵が立てられています。藁と竹で作られた防雪柵。
これだけで積雪はかなり違うのだそうです。
そんな、暴風柵の向こうからYR-3003がやって来ました。
由利高原鉄道 鮎川−黒沢
タグ:由利高原鉄道
ビギナーズラック [由利高原鉄道]
由利高原鉄道と言えば、その名を鳥海山ろく線と言うくらい鳥海山とは切っても切れ
ない関係にあります。乗れば、車窓から。沿線でも鳥海山と一緒に撮れる場所が
本当に多いです。
ところが、この鳥海山。ご当地富士としては、出羽富士の名前で呼ばれていますが、
本家富士山以上に見える事が少ない山です。富士山は、真冬の時期に見えるので
まだ見える方ですが、鳥海山は冬はまず無理。それ以外の季節でも、朝晩の空気
が落ち着いた時期でないと見る事ができない山です。
先日、由利高原鉄道に初めて撮り鉄として行った時も、朝は全く見えず。
見えないならということで、アテンダントが乗っている列車に往復乗車したり
してました。
そろそろ、帰る方向で移動をし始めました。天気はすっかり晴れ渡りましたが
鳥海山は、裾野が見えている程度でした。車内から見つけた田植えしたばかりの
田んぼで水鏡を撮ろうと移動してきたところ、大分上の方まで見えているのに
気付きました。
携帯で撮影。線路は画面右側の外にあります
これは期待できるかと、大急ぎでカメラを構えます。見えなくても水鏡になる
ようなアングルで。それからわずか15分程で雲はスッキリと消え、そのタイ
ミングで、上下の列車がやって来ました。
ほら、こんなにスッキリ
丁度、次の前郷駅で列車交換があるので比較的短い時間で上下の列車が撮れまし
たが、それを撮ったあとすぐに雲が湧き出してあっという間に見えなくなりまし
た。その間、わずか30分未満。奇跡と言うか、ビギナーズラックと言うべきか...