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逆光もまた趣良し [富鐡百景]

先日の小淵沢への富鐡百景のメインは今回紹介する写真ではないのですが
ここも狙っていた場所です。以前紹介した、中央本線の小淵沢−信濃境の
跨線橋の一つ小淵沢よりの跨線橋からの撮影です。以前紹介した跨線橋か
らも撮れるのですが、こちらの方が広々としているのでこちらにしました。

富鐡百景(94) 小海線 小淵沢−甲斐小泉
645D0018s.jpg
PENTAX 645D FA645 45-85mm/f4.5

逆光ならばと敢えて太陽も画面に入れてみました。逆光のシルエット富士
山も良いですが、これから大カーブへ挑むキハ110の排気が逆光に輝いて
良い雰囲気になりました。

本当に撮りたかったのはこっち。
IMGP5093.jpg
PENTAX K-5 IIs DA★50-165mm/f2.8 ED [IF]

朝焼けのシルエットに浮かぶE257系あずさ。このような逆光のシルエット
ではLEDの表示器は良いアクセントになりますね。Sあずさを撮り損なった
のでリベンジ決定ですが。



PENTAX Q 06 TELE ZOOM レンズの富鐡百景 [富鐡百景]

先日、PENTAX Qの第6のレンズ。望遠ズームを買ったのはブログにアップし
ました。全域f2.8通しの低分散レンズを使用した贅沢な作りはまさに、Limited
または*レンズと言っても過言では無い作りと写りをしていると書きました。

望遠ゆ、中々実戦の機会が無かったのですが、写真展の最終日。私は前日の
懇親会で遅い目覚めを後悔しました。真っ青な快晴。これは、富鐡百景日和だ!
さて、写真展会場には10時半までに行かなければならない(この時点で8時)
かといって、近場で撮れる場所...多摩川?何やら今日は、南武線でネタが走る
らしく地元の駅には珍しく撮り鉄さんが数名。
でも、それを撮るのも...ということで、以前シルエットを撮ったあの場所へ。
時間は余りないので、2,3本撮影してから会場入りしようと。

で、撮影したのは
IMGP4325.JPG
京王線笹塚−幡ヶ谷 東京都交通局
PENTAX Q 06 TELEZOOM F8.0 1/1000 ISO320
(一番望遠側でスクエアで撮影。フルサイズ換算250mm相当)

早速、プリントして写真展に飾ってあるポートフォリオ「富鐡百景・撰」
の最終ページに追加しました。


今季、初富鐡百景はあのカメラで。 [富鐡百景]

東海道本線を西へ向かう際に車窓(山側)を見ているとチラホラと富士山が見え隠れしますが、線路際に高い建物が多く目を凝らしていないと見えない事が多いですよね。藤沢を過ぎると辺りは長閑に畑が広がり始め、安定して富士山を拝めます。
徐々に大きくなってきますよね。そんな東海道本線には富鐡百景がいくつかあります。平塚−茅ヶ崎を流れる相模川を渡る馬入橋では撮れないのですが、その近くに有名な撮影地、中島踏切があります。ただし、富士山と撮れるアングルは定員2名ほどと大変狭い場所ですが、朝は、貨物線を行く様々な列車と旅客線を行く普通列車を撮れます。

富鐡百景(93) 東海道本線平塚−茅ヶ崎
IMGP4710.jpg
すっかり、この区間も桃太郎だらけになりましたね。せめて、EF66 100番代とかでも来れば...撤収した途端にEF65 PF更新色赤プレートが来たのはがっかり...

IMGP4711.jpg
順序は逆かな?東海道の顔かと思っていましたが、気がつけばE233系を多く見るようになりました。
この時間はまだ日の出前でした。ここは、車で行っても近くに停める場所は皆無なのですが、今回メインの次の写真の列車であれば朝一番のバスに乗れば間に合います。私も、平塚駅近くのコインパーキングに駐車してバスで移動しました。

IMGP4731.jpg
この日のメインはこのサンライズ瀬戸・出雲。丁度、朝日が当たるタイミングに通過するのは今のタイミングです。

今回撮影機材:PENTAX K-5IIs + DA★200mm/f2.8

ローパスレスのK-5IIsの解像感予想通りでした。この解像感は使用レンズによる(この辺りがPENTAXは種類が少なくつらいところ)ものもあるのでしょうが...
新しいAFユニット SAFOX X 。2枚目のような暗さでもしっかり合わせてくれました。
それ以外は大きく変わっていないですね。今回のように、三脚が立てられないような場所ではK-5の出番になりそうです。

富鐡百景:100景まであと7



夏の赤富士 [富鐡百景]

夏は、気温が上がるのが早くすぐに雲が湧いてきてしまうため、中々お目にかかれ
ないのですが、ここ10日ほど安定した天候なのでライブビデオサイトを見てると朝
方は奇麗に見えているのが確認できたので、まずはと思って行ってきました。

場所は、夜ゆっくり眠れる駐車場のある河口湖駅。夜の1時くらいに着きましたが
駅の周囲にはハイカーが仮眠しているんですね。駅も、明かりが点いたままでした。

朝、4時に起きた時は朝靄(河口湖からのかな?)で見えませんでしたが、日が昇
るに連れて徐々に薄くなり、最初に見えた時はこんなでした。
IMGW0011s.jpg
645D 80-160mm/f4 
予想外に赤く染まった赤富士が見えました。この赤富士、湿気が多いとより
赤さが増すそうですが、最近は奇麗に見える事が少ないようです。玄武岩が
汚れて来たのが原因だろうと、以前一緒に撮っていた方に聞いたことがあり
ます。

この日は、秋に開催する写真展の打ち合わせ&写真選びがあったので遅くま
ではいられませんでしたが、こんな写真も撮ってます。定番の寿−三つ峠の
場所周辺は道路工事が進んでまして、ここも以前なら田んぼの中だった撮影
地になります。
IMGW0046.JPG
645D FA645 35mm/f3.5

この6000系。水戸岡氏デザインのエクステリアになりましたが、個人的には
103系の仙石線専用塗装みたいで好感が持てます。



隠れた名撮影地 [富鐡百景]

身延線は富士山の西側を走りますが、余り富士山が見えないのですよね。
富士川の作り出した渓谷に沿って走る為でしょうか。富士宮を過ぎると
山に隠れて見えなくなります。そんな、富士宮までの区間で、既に2ヶ
所紹介しています。ここも、有名撮影地ですね。駅からもほど近いので
撮影にも便利です

富鐡百景(92) 身延線竪堀−入山瀬 
GG8M0814.jpg
EOS-1D Mark2 SONNAR T* 50mm/1.7 (だと思う)
もう少し早く撮っていれば、123系、115系、165系等も撮れたかも知れま
せん。それは後悔してます。
夕方の撮影ですが、朝n柔らかい日差しの順光でも撮っておきたい所ですね。



東京湾越しの富士山 [富鐡百景]

しばらく間が開いてしまいました。そろそろ、富士山撮影もシーズン
オフでしょうか。私はまだチャンスあればやりますよ。

今回紹介する場所は、内房線の有名撮影地です。とある、別荘地開発の
ために整地された場所なのですが、一考に別荘が建つ気配が無いですね。
高台から、東京湾越しに見る富士山は奇麗です。

富鐡百景(91) 内房線 竹岡−浜金谷 2007/2/24
GG8M3925.jpg
EOS-1D Mark2 EF 70-200mm/f2.8L
今は亡き113系スカ色です。この頃は、まだ211系が珍しい状態でした。
実は、安定している朝方は山の陰になってしまいます。これが、結構な
時間まで陽が当たらないのです。ちゃんと陽が当たるのは7:30頃です。

すると、今度は富士山に雲がまとわりつき始めます。
GG8M3988.jpg
255系は好きな列車なのに...
ここも、今はどうなっているのかわかりません。撮れなくなっている
可能性もありますので、リベンジは出来ないかも。

あと9景



初コラボです [富鐡百景]

この日、は終日快晴。午後はコントラストが無く、うっすら(これだけの距離でうっすら
ということは...)だったのですが。陽が傾きオレンジに染まる頃になるとシルエット富士
が浮かび上がってきました。

ということで、痛い足を気にしながら、定番撮影地に(笑)
IMGW0698.jpg
645D A645 80-160mm/f4

ま、とりあえず練習ということで。今年になって出来た、保線用のコンクリ
が目立ってしょうがないです。なんで、こっち側に作るかなぁ...JR東○

結局、上りのあさぎりまで粘り勝ち!空は良い具合にオレンジに染まり
IMGW0702.jpg
使用レンズは同じ

夕焼けに染まる空、まだ残照が十分ある為、富士山の積雪もはっきりとみえ
何よりもボディへのオレンジの反射がとても奇麗に撮れました。ピンが甘い
とかそんなの関係なし!
例の、コンクリ壁もこの暗さでは目立たない。こうして見ると、MSEの土手
顔も良いものですね。



豆粒列車を探せ [富鐡百景]

富士山は独立峰であるがゆえにその成層火山の美しい姿になり、いろいろな

角度から見る事がで切る日本においては希有な存在の山です。箱根の山々の

上からもその姿はよく見え、秋や春には多くの登山客が集まります。

 

今回紹介するのは、金太郎で有名な足柄峠からお富鐡百景です。小山町から

金太郎富士ラインを登るか、松田町から地蔵堂経由で登ると着く事が出来ま

す。峠には城跡が有そこの展望台からの眺めです。

まずは、予習をしておきましょう。

足柄峠から御殿場線を俯瞰できるのは、足柄御殿場間の桑木踏切を過ぎた

辺りからグランド横までです。特に、東名下り足柄SAの下を走る線路が奇麗

に見えます。

 

IMGW0569-(2).jpg

645D FA☆645 300mm/f4 ED

 

青いMSEあさぎりが見えるでしょうか?

その上には足柄SA、そして超有名撮影地グランド横も見る事が出来ます

 

ではこれを参考に探して見ましょう。画像サイズをいつもの倍にして

アップしました。

 

富鐡百景(90) 御殿場線足柄−御殿場

IMGW0597.jpg

645D CarlZeiss C Distagon T* 50mm/f4

 

同じくMSEあさぎりが写っています。もう少し、場所をリサーチすれば

良い感じに撮れるかも知れません。それにしても645Dは恐ろしい解像度

でした。

 

さ、のこり10景

 


シラス漁で有名な漁港の近く [富鐡百景]

東海道本線も静岡を過ぎると徐々に山が迫ってきます。絶壁が続く大崩海岸
の手前にあるのが、用宗です。東海道は山側へ迂回し、東名高速は日本坂ト
ンネルを通りますが、新幹線、東海道本線はさらに海側の山をトンネルで通
過して行きます。東海道線も旧線は海に近く、その遺構は海岸に打ちひしが
れているトンネルポータルはあまりにも有名になっています。

その用宗駅からの富鐡百景です。

富鐡百景(89) 東海道本線用宗駅
GG8M9652.jpg
これは、跨線橋から撮影した写真。

GG8M9687.jpg
下りホームから撮影するとこんな感じです。

先日、mattiewさんに更に山側へ行くと俯瞰で撮れると言うのを教わった
ので今度行って見ようかと思ってます。

そろそろ、富鐡百景の季節も終わろうとしています。近景であればまだ撮
れるのでそちらが中心でしょうか。あと、11ヶ所。どうだろう...



初公開・時速160km/hと富士山 [富鐡百景]

 昨年下調べした時には何とか撮れそうだと言う事まで確認が出来たのですが
震災を越えてやっとトライしてきました。まだまだロケハンが足らないかもし
れませんが、おそらくこの組み合わせは初になると思います。

富鐡百景(88) 成田スカイアクセス 印旛日本医科大−成田湯川
IMGP1098.jpg
K-5 DA☆200mm/f2.8
小さいですが、Skyliner AEです。左の架線柱が邪魔ですがポジショ
ンがここしか取れませんでした。

この場所も、手前は幹線道路の工事を行っています。これが開通したら
撮れなくなる可能性大です。本当は、高さを稼ぎたかったのですが、残
念な結果に終わりました。もう少し、ロケハンが必要なのは別の理由も

IMGP1075.jpg
高架の側壁が高いので車体半分が隠れてしまうのですよ。Skylinerと
分かるのですがやっぱりもう少し下を写したいものです。後は高い台
地ですが、残念ながら私有地。

別の角度から撮れそうな気もするのでまだまだロケハンします。

参考までに、気付く人いるかな?右端にはあのツリーが写っています。



ダイヤには一日遅く... [富鐡百景]

都心(と言っても良いでしょう)で地上から富士山が見える場所としては
有名な場所に行ってきました。この日の朝は、久留里線で奇跡のコラボを
撮影しましたが、終日快晴でした。こんな日は年に数日程しかない、富鐡
百景日和です。夕方のシルエットポイントに選んだのはここです。

富鐡百景(87) 京王電鉄幡ヶ谷−笹塚
IMGP0750.jpg
K-5 DA☆200mm/f2.8

見てもらえば分かりますが、ダイヤ富士にはちょっとばかり遅かったよう
です。富士の右裾を転げ落ちるように夕陽が沈んで行きました。この場所
には、10名ほどがカメラを構えていました。その中の端っこに入れさせて
いただいての撮影。ありがとうございました。

日が沈んだ後、撮影者は減りましたがここからが富鐡百景の本番です。
三脚は無く手持ちでしたので、ISOを上げて行くしかありませんでした。

IMGP0849.jpg

朝の白い富士も撮ってみたいですね。


あの直線を俯瞰する [富鐡百景]

富鐵百景(81)で紹介した、小田急電鉄秦野−渋沢の富士山へまっすぐ進む
ストレート。今回は、ここを俯瞰してみましょう。

富鐵百景(86)小田急電鉄秦野−渋沢
IMGW0462.jpg
645D FA☆645 300mm/F4 ED

この日、秦野近辺は雪雲に覆われ小雪の舞う状態。富士山が見られなくても
初めて行く撮影地の状況を確認できれば良いと言う判断でしたが、日が昇る
につれ、薄いベールに包まれた姫が見え始め、あさぎり通過時にはすっかり
晴れました。風も穏やかで寒い思いをせずにすみました。
こんな状況なので、ここには富士山撮影を含めてもだれもいませんでした。

この後、山北町へ向かい、あさぎり写真展に行きました。その前に、東山北
駅で、あさぎりRSEを
1D2N9393.JPG
EOS-1D2N CarlZeiss Planar 135mm/f2

あと、14!



奇跡のコラボ [富鐡百景]

昨日は久し振りに久留里線に行ってきました。
終日快晴予報ですし、猛威を振るった寒波は抜けつつあり、冬型が崩れ
始めるので遠方からの富士山を期待できるからです。実際、富鐡百景撮
影では、普通の人なら終日快晴で喜ぶのでしょうが、快晴でも地平付近
に雲があるともうアウトです。でも、昨日は晴天率100%近くに行くと
踏んでの出撃でした。

朝、6時過ぎに久留里線と富士山のポイントに到着。日の出前なのですが
うっすらと冠雪した姿を見られました。これなら、と駐車場所に機材を
撮りに戻ったら、珍しく同業者が...

で、駅を見るともう列車が入線してくる。ヘッドライトは一つ目だ!と
いうことはキハ30かも。と、焦りながら645DにFA 45-80 をつけて撮っ
たのが

IMGW0320.JPG
慌てたので、シャッター速度が遅くブレてますが、まさかのキハ30
3連運用! 同業者は追っかけをするのか、そそくさと消えましたが
これは、富士山と撮れるかも知れない。と、ここで居座る事に。

この日は、医者へ行ったり、sonicさんの個展にいったりと予定が
あったので遅くまではいられません。が、3連の折り返しが来る9時
までは予定していたので、いすわる。

やっと日の出を迎える頃はこんな感じ。
IMGW0325.JPG
富士山も紅く染まり、気分も上がってきました。
それにしても、なんで久留里線は尾灯を点灯しないのでしょうね。この写真
でも尾灯が点けばより良い写真になるのに。

まつこと2時間。その間に、同業者は増え、最終的には10名弱がこの陸橋に
集まりました。この日SLの試運転があったのでキハだけが目的の人は少ない
かも知れません。

IMGW0364トリミング.jpg
645D FA☆645 300mm/f4 ED ISO200 F8 1/1000
富鐡百景としては紹介済の場所ですのでカウント対象外ですが、撮りたかっ
たキハ30一般色と富士山のコラボが撮れて(しかも3連)満足です。



富士急を見下ろす高みへ [富鐡百景]

富士急ネタが続きます。
全線の8割くらいから見る事の出来る富士山ですが、上からも見え
ます。そんな、ひとつがここ。富士山と赤い3重の塔と桜の写真を見た事が
あるかと思いますが、そこです。

愛宕山公園と言うらしいです。お決まりの浅間神社もあります。ただし、列
車は夕方になるまで側面に陽がまわらない残念な場所でもあります。この写真
の国鉄色ならまだ見えるかと思いきや...

富鐡百景(85) 富士急下吉田−月江寺
IMGW8652.jpg
645D A645 45mm/f2.8(だったかな?)

あと、百まで十五です。頑張らねば。



富士急の富士山 [富鐡百景]

久し振りに、富士急行の富士山を紹介しましょう。

富士急行は富士山に一番近い鉄道だけあって、沿線のほとんどで富士山が
見えます。富鐡百景でも、定番の寿−三つ峠を紹介していますし、他にも
紹介しています。
ここはメジャーでは無いですが良い雰囲気の写真が撮れます。
富鐡百景(84) 富士急行 禾生−赤坂
IMGP1726web.jpg
富士急1000形のレトロカラーがやって来ました。この1000形も
そろそろ引退が近いようです。富士山との絡みを撮るなら今のう
ちですよ。



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