SSブログ

第二の人生にエールを [鉄道関係]

昨日、寝台特急北陸で使用されていた、余剰の14系寝台車が尾久から川崎貨物ターミナル
まで回送されました。牽引機はEF65 PF(もちろん、原色機)だったそうで、沿線はどこ
も、カメラの放列があったようです(聞いた話では、西浦和では5段のひな壇?)。

フィリピンへの海外譲渡とのことで、本日、川崎貨物ターミナルから千鳥町の埠頭地区へ
の回送が実施されました。こちらも、盛況だったですが、昨日ほどでは無いのではないか
と思います。

なお、これらの写真はすべて敷地外からの撮影である事をあらかじめお断りしておきます。

IMGP8957.jpg
DA 10-17mm/ FishEye Zoom
後のコンクリ工場の絵は有名です。運河を渡る橋の上で一旦停止。踏切を作動
させて、ゆっくりと千鳥町のヤードへと進んでいきます。

この時、左に見えている遮断機(梯がついていますが)によじ登って撮って
いた人がいました。私と隣にいた方と注意しましたが、言われたら退くからと
言ってました。言われたら退くではなく、こういう所に登る思考回路がすでに
わかりません。こういう輩が、趣味の世界を狭めていくのでは無いかと、思い
ました。ちなみに、バケペンでしたので、それなりの経験がある方だと思いま
すが、若い鐡がこれを見てまねるという考えは浮かばないようですね。

撤収して、ヤードへ移動しました。

IMGP8977.jpg
工場夜景で有名なこの場所も賑わいを見せていました。機回しをして、ここ
からは、推進回送になります。




推進回送であることと、普段は全く使われない埠頭地区(保税地区ですので、関係者以外
立ち入り禁止です)の線路ですので、歩くような速度でゆっくりと回送されます。


IMGP8980.jpg
DA*50-135mm/f2.8 ED [IF] 
何時になったら譲渡先へいくのかわからない、先輩24系の向こう側を14系が
そろりそろりと走ってきました。

IMGP9010.jpg
DA*200mm/f2.8 ED[IF]
回送が見える場所はもう少し先にもあります。200mmは長過ぎました。
見ての通り、JRマークも奇麗にはがされてまさに、国鉄時代そのもので
した。

この埠頭地区の線路は千鳥町をほぼ半周走り、終点で台車との切り離しな
どの作業を行います。その終点は、ちどり公園から見る事が出来ます。
IMGP9034.jpg
DA*50-135mm/f2.8 ED[IF]
厳戒の中での回送お疲れさまでした。

車両手前の金網で撮影している方がいましたが、立ち入り禁止地区ですので
絶対やめましょう。

海外で第二の人生を過ごす事になる14系。元気な活躍を祈っています。

形式14系 (イカロス・ムック 国鉄型車両の系譜シリーズ 7)

形式14系 (イカロス・ムック 国鉄型車両の系譜シリーズ 7)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: イカロス出版
  • 発売日: 2007/09/20
  • メディア: ムック

nice!(22)  コメント(5)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 22

コメント 5

hanamura

第二の人生…、は~ぁそうなんですね。ウルル…。
貴重な映像をありがとうございました。
by hanamura (2010-09-05 21:38) 

schnitzer

過酷な条件の中で使われることになる14系。
いつまでも特急の風格が残っていればよいと思います。
どこにでもいるマナーの悪い輩…情けない話ですね。
by schnitzer (2010-09-06 21:12) 

boo

>hanamuraさん
 第二の人生....謎

by boo (2010-09-13 23:00) 

boo

>schnitzerさん
 その後、友人からの情報では、海外譲渡そのものがなくなったよう
で、先週末あるはずだった、東マトの203系回送もありませんでした。
 14系がどうなるか心配です

by boo (2010-09-13 23:01) 

boo

>kashimiさん、OCEANBREEZEさん、フジトモさん、mincer*さん
 FTドルフィンさん、ほりけんさん、gardenwalkerさん、sonicさん
 dachsさん、sonet会員さん、UNCLEさん、townsrusさん
 twingo583さん、私が三人目さん、ミスター仙台さん、燕っ子さん
 taechanさん、あおたけさん、noriyukiさん
 たくさんの方のniceありがとうございました

by boo (2010-09-13 23:04) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

上越はお祭り湯檜曽駅より ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。