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寒暖の差を生かして [鉄道関係]

 信州は海無し県ですが、海とつく地名(駅名)があったり、信州サーモンや最近ではトラフグの養殖などを行い海とはつながりが多いのです。住んでみてわかるのは、中信は意外と雪は少ないということ。同じ松本平でも、松本や安曇野は雪が少なく、南北の塩尻や大町市は雪が多いと言うこと。そのかわり、晴れた朝には放射冷却でキンキンに冷え、最低気温も-10℃を下回る日が少なからずあると言うこと。

 ただ、寒さで言えば松本平の隣、諏訪地域は標高も高くさらに寒い地です。その、寒さと冬でも安定した天候を利用して茅野市などでは、寒天の製造が盛んです。そう、あの海藻から作る寒天です。信州では、寒天が多く作られていますね。私も良く行く「かんてんぱぱ」なんてチェーン店もありますし。


 冬のこの時期に、天日干しで寒天を作っています。中央本線の茅野-青柳の間に「寒天の里」という看板があるのをご存知でしょうか?その辺りが寒天の製造が盛んな地域です。今年の冬は、例年になく寒く寒天作りにとっては良い天候が続いてますね。そんな、-8℃位に冷え込んだ朝、天日干しを撮影してきました。


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朝、予想では日が当たるはずでしたが数分早かったようです。朝の、冷たい空気の雰囲気が伝わりますかね?干している寒天の上に夜中に積もった雪をエアーで丁寧に吹き飛ばしていました。


この日は、年末年始の臨時列車が運転されていまして、懐かしいE257系のあずさが走っていると言うのでその時間に再度撮影。朝方は雪があり、凍結していた路面も日差しですっかり溶けてしまってました。

IMGP0512.jpeg

それでも、日陰に入れば氷点下。寒い大晦日でした。


ここで作られた寒天は茅野駅や近くの道の駅「蔦木宿」で販売しています。


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