紀州鉄道の夜 [夜の鉄道]
紀州鉄道のキハ603は、室内照明が今どきは珍しい白熱電球です。
そのために暖かみがある、室内の光景を見る事が出来ます。願わくば
乗車時間がもっとあれば嬉しいのですが、8分でも十分味わう事が出来
ます。
暖かい、光に包まれて、心地よいディーゼルのアイドリング振動が
相まって、ついウトウトしてしまいます。西御坊では比較的長い時間
停車するので、往復乗られる事をお勧めします。
夕焼けの中を走る、キハ603。
この後、レンタサイクルを返却して、再び紀州鉄道に乗車します。
その列車の待ち時間の間に...
室内はこんな感じです。室内灯の列、ボックスシート、その赤い生地
どれも懐かしい暖かい雰囲気を醸し出します。
室内灯に照らされる、料金表
これは、ちょっと失敗したかな。絞って、ピントを照明に合わせれば
良かったかも。
沿線ではそろそろ稲刈りも終わる頃かも知れませんね。
もうすぐ発売ですね↓
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 7D ボディ EOS7D
- 出版社/メーカー: キヤノン
- メディア: エレクトロニクス
白熱電球の暖かな光 [夜の鉄道]
肥薩線の大畑駅で暖かな光の駅舎を紹介しました。
残念ながら、電球タイプの蛍光灯(電球色)でした。ところが、
紀州鉄道の室内灯は、白熱電球(だと思います。フードを外して
ないのでわかりませんが)。ほの暗いでも、暖かな光は、車両と
マッチしてとてもいい雰囲気を醸し出しています。
今回、夜の部をあまり撮れずにちょっと後悔しています。機会が
あれば、再度訪問して見たいところです。
EOS-1Ds Mark2 CarlZeiss Planar ZE 50mm/f1.4
天気予報は大きく外れてこの日は一日中晴れてました。で、西の
空には夕焼けが。その夕焼けをバックに西御坊へ向けて走ります。
EOS-1Ds Mark2 EF16-35mm/f2.8
紀伊御坊駅に停車中。駅の明かりと明らかに違う暖かな光。夏で
暑いのですが、それでも暖かみを感じるふしぎな感覚。
お立ち台通信 vol.4―鉄道写真撮影地ガイド (NEKO MOOK 1363)
- 作者:
- 出版社/メーカー: ネコ・パブリッシング
- 発売日: 2009/08
- メディア: ムック
やさしい光に照らされて [夜の鉄道]
九州シリーズはまだまだ続きます。
何せ、RAW+JPEGとはいえ、8GのCF1枚では足りませんでしたから(笑)
撮影初日は、肥薩線に張り付いていました。本当は、大畑駅のスイッチ
バックを俯瞰する予定でしたが、撮影場所はわかるのですが、そこへの
アプローチが判らず。あの、農場で声かければ良いのかなぁ...
とはいえ、時折雨が降る状況では、俯瞰バルブは出来ないのでどちらにし
ろ撮影はダメでしたね。でも、諦めきれないのが悪い癖。何とか最終列車
まで頑張ってました。
夏至を1ヶ月ほど過ぎていましたが、九州はやはり西国ですね。夜7時
過ぎてもまだ明るかったです。最終列車がやって来る20分くらい前にな
りようやく、駅に明かりが灯りました。残念ながら、電球色の蛍光灯で
すが、雰囲気はありました。
f8.0 (-2/3) 2.5sec ISO400
山間の人気の無い駅舎の中を照らす明かりがかつての改札口からホームへ
漏れていた。蛍光灯とはわかっていても暖かく感じるのは、壁にびっしり
と貼り付けられている、この駅を訪れた人の名刺からのわずかなぬくもり
が集まっているからかも知れない。
f8.0 (-2/3) 5.0sec ISO 400
人吉から最終列車がやって来た。乗客は数名。だれも降りる事なくわずか
な時間で運転士が、席を移動して、やがて扉が閉まり、うっすらと靄の
かかる中、エンジン音を唸らせてスイッチバックへと走り出して行った。
再び静寂がこの駅を包み、待っていたかのようにまた雨が降り始めた。
撮影機材:EOS-1Ds Mark2 EF 16-35mm/2.8L
天候に左右された、今回の肥薩線ですが、天気の良くない時ならではの
良い雰囲気だと思いませんか?ホームやレール、車両も雨にシットリ濡
れて、水も滴る良い男?
上越線三兄弟撮影最北限? [夜の鉄道]
新しいカテゴリーを追加しました。
富鐡百景に続く、鉄道撮影のテーマです。最近、発売された鉄道写真家
山崎友也さんの「夜感鉄道」を見て始めたのではありません。ここ2,3
年の間に頭に浮かんでいたことです。きっかけは、またもや岩泉線です
が、押角駅を俯瞰する場所での光線流し撮影でした。
光線流しならフィルムでも撮影できますが、デジタルならではの高感度
を利用した撮影が出来るのでは無いかということで、ポツポツと撮り始
めています。
ということで、最新の成果です。
寝台特急北陸 2009年6月
寝台特急あけぼの 2009年6月
撮影はどちらもEOS 5D CarlZeiss 50mm/f1.4 ZE ISO1600
場所は、皆さんがよく見るあそこです。
こういう場所での夜間撮影は危険が付き物です。ある程度の経験を積む
もしくは、十分な下調べ、準備をして撮影に挑みましょう。そして、そ
れでも、自信がないのであれば、撤退もしましょう。私も、実際に撮影
をしようと現地まで行き、撤退した事があります。
あくまで撮影での事故は自己責任と言うことを肝に銘じて下さい。
タグ:夜間撮影
激パをよそ目にマッタリと [夜の鉄道]
高崎線の祭りには行く気が無かったのですが、せっかくの晴れを無駄には
したく無いので、上越線へ出かけました。今回は、国境の手前でした。
いつものように、能登から撮影。湯沢では草木も眠る丑三つ時に通過し
ますが、ここではそれより一時間ほどあとの3時半に通過。もちろん、
真っ暗です。
その後にやって来たのは、583系(だとおもいますが)。やっと、明るく
なってきました。
さすがに、湯沢では3時半過ぎに通過する北陸も、ここでは4時半頃の
通過。一応、日の出時間は過ぎてますが、谷間なのでまだ暗いですね。
そして、あけぼの。この日はEF64 37号機だったようです。そんな色に
見えますねぇ。
最後は、いつもの貨物列車。この日は、更新色同士の重連。混色編成より
こちらの方が、絵になります。
この場所、AE86さんに教えていただきました。無事にたどり着けるか
前日に下見に行って正解でした。真夜中なら探しきれませんでした。
この場所で、某掲示板でよく名前をお見かけする64-51さんともお会い
できました。
さて、今週末も上越線は、24系団臨が越後湯沢まではいりますし、583系
も再度、上京します。もちろん、出撃します。
写真はすべて、EOS-1D Mark2 EF135mm/2.0L での撮影です
Mr.MoonLight and SunRise [夜の鉄道]
寝台特急富士・はやぶさの最終列車を夜の石橋鉄橋で撮りました。
この時は、カメラをセットした瞬間に列車がやって来たので、何もか
も合わせる事無く撮影したので、今一つでした。
今回はそのリベンジということで、満月の夜、石橋鉄橋へ行って
来ました。満月が相模湾に写るムーンロードを期待していましたが、
少々到着が遅くなったので残念ながら、イメージした物とはほど遠
かったですが、見て下さい
光線流しなの、形式は判りませんね。これ211系だったかな。
本当の目的は...
光線の色が違うのが判るかと思います。
23時過ぎ。そう、東海道線を走る唯一の寝台特急列車、
サンライズ瀬戸・出雲です。
大分、月が高くなってしまいました。ムーンロードは望むべく
ありませんでした。満月を少し過ぎた辺りにもう一度トライし
て見ます。
ということで、タイトル通りになったでしょ?
あ、サンライズに使用されている車両。最後の月光型車両とも
言われてますね。
最後の東海道本線1レ [夜の鉄道]
いよいよ明後日、JRグループのダイヤ改正があります。
3/14ダイヤ改正と言うことは、夜行列車であるブルトレは、3/13夜発車が
最終列車になります。つまり、明日です。ダイヤ改正をまたいで走る為、
いろいろと列車ダイヤに不都合が生じます(だから影響の少ない土曜日に
改正します)。やりくりする為の特別ダイヤで運行します。そのため、実は
列車番号も変わります。富士・はやぶさの列車番号は下りが1レ、上りが2レ
となっています。つまり、今日発の列車が1レ、2レとして走る最後の日です。
会社を定時退社して、間に合うかどうか微妙でしたが、撮影に行ってきまし
た。こよみでは丁度満月。石橋鉄橋を渡る10分くらい前に月の出。かすかに
ムーンロードを期待して石橋へ。平日の渋滞に巻き込まれたりして、着いた
のが通過10分前。三脚を立てて、カメラをセットして...という間に列車は
通過。おまけに、月はやっと地平線上に薄赤くでた程度。ま、1レを見送れ
最終列車になります。つまり、明日です。ダイヤ改正をまたいで走る為、
いろいろと列車ダイヤに不都合が生じます(だから影響の少ない土曜日に
改正します)。やりくりする為の特別ダイヤで運行します。そのため、実は
列車番号も変わります。富士・はやぶさの列車番号は下りが1レ、上りが2レ
となっています。つまり、今日発の列車が1レ、2レとして走る最後の日です。
会社を定時退社して、間に合うかどうか微妙でしたが、撮影に行ってきまし
た。こよみでは丁度満月。石橋鉄橋を渡る10分くらい前に月の出。かすかに
ムーンロードを期待して石橋へ。平日の渋滞に巻き込まれたりして、着いた
のが通過10分前。三脚を立てて、カメラをセットして...という間に列車は
通過。おまけに、月はやっと地平線上に薄赤くでた程度。ま、1レを見送れ
ただけでも満足してます。立ち位置を考える余裕すらなく、月の方角と全く
違う方角ですが。
で、驚いたのは、同業者がいたこと。お互いに、ここにいるとは思って
いなかったとのこと。そりゃそうです。みかん畑は真っ暗だし。その彼は
今晩は、マルヨで明日石橋で撮るそうです。
ろくに準備も出来ないままのバルブなので、ピントは甘いは、しっかり
固定していないのでブレるはで散々な写真となりました。
で、驚いたのは、同業者がいたこと。お互いに、ここにいるとは思って
いなかったとのこと。そりゃそうです。みかん畑は真っ暗だし。その彼は
今晩は、マルヨで明日石橋で撮るそうです。
ろくに準備も出来ないままのバルブなので、ピントは甘いは、しっかり
固定していないのでブレるはで散々な写真となりました。
せっかくのCarlZeiss Planar T* 50mm/1,4 ZEなのになぁ...
補足:この写真、鉄道ホビダスの今日の一枚だけでは無く、編集長敬白
でも紹介されました。