寒風山俯瞰 [鉄道関係]
男鹿半島の付け根に聳える寒風山。分類上は火山になるようですね。標高は300mそこそこと高くはありませんが、その高さから見る秋田方面の海や水田に水が入る頃の八郎潟の大干拓地はとても美しいです。そんな、寒風山の南側を走るのが男鹿線。かつては、急行「おが」が乗り入れていた男鹿線ですが、今は貨物列車も無くディーゼル車と蓄電電車ACCUMが沿線の乗客を運んでいます。ACCUMは昼の運用についてますが朝晩は旧国鉄時代の気動車ががんばっています。そんな中、朝の秋田行は最大5両編成。寒風山をバックに鉄橋を渡る写真を見た事はあると思います。
そこから、更に西へ行く線路が寒風山から俯瞰できます。一度行って見たかった撮影地。道の駅おおがたでマルヨして行ってきました。GWだというのに鉄な人は0。やがて、タイフォンが聞こえてきてゆっくりと通過するシーンを撮影できました。残念ながら、霞んでいるため鳥海山は見えずじまいなので、またリベンジですね。
男鹿方面から5連がやって来ました。
そして、秋田方面からは四連が!
画面左にある脇本駅で列車交換があります。ボロキハが九両。なんと言う贅沢でしょう。
残念なのは、田んぼに水は入っているのですが代掻きしていないので水鏡にすらならな
かった事。緑の絨毯になったらまた撮りに来ましょう。
Dandelion Part2 [鉄道関係]
え?Part2?
そうです。Part2です。想像は着くかと思いますが、咲く花があれば散る花もある。花よりも旬が少ないと思うこれです。
大糸線飯森-白馬
はい、タンポポの綿毛です。気がつくと風で飛んじゃっていたりしますよね。ここもかなりの数が飛んでましたがまだまだこのボリューム。子供のころみたいに、一つだけ抜いて、息で飛ばして見ました。青空に飛んでいくタンポポの種。懐かしかったなぁ。
Dandelion [鉄道関係]
Dandelion ダンデライオン というのがタンポポだと言うのを知ったのは、松任谷由実の曲でした。残念ながら原田知世では無かったのは何でだろう?春になるとその黄色い花(時々白い花)は、時には道端のわずかな隙間から、または近所の空き地を埋め尽くしている、そんな春を代表する野の花ですね。
そんなタンポポとのコラボを2題。
何故か2枚とも縦構図。
東急田園都市線じゃないですよ。長野電鉄村山橋のそばです。
タンポポだけでなくオオイヌノフグリも咲いてます。
由利高原鉄道。斜めの土手に咲いています。写真では見えませんが、タンポポと列車の間には子吉川が流れています。
平成から令和へ [鉄道関係]
2019年5月1日。元号が平成から令和へ変わりました。私は、昭和生まれですので3つ目の元号になります。何かすごく歳を取った気分です。まぁ、実際に歳は取っているのですけどね(50代です)。各地で、改元をお祝いしようと言う様々なことが行われてましたね。鉄道業界も、ご多分に漏れずいろいろと仕込んでいました。
私の地元では、アルピコ交通が「令和」のヘッドマークを掲出してましたが、留守にしていたので撮影できず。その留守にしていたのは、東北へ行っていたためです、で、応援している由利高原鉄道も...
YR3000三両にそれぞれ「平成・令和」のヘッドマークが着きました。
平成に引き続き令和もよろしくお願いします。
石仏と共に [鉄道関係]
以前も書きましたが、大糸線は塩の道として知られる千国街道に沿って走っています。沿線には古刹を始めとして民間信仰の道祖神や馬頭観音、大黒様などの石像が多く残されています。今回紹介するのは、白馬村の塩島地区です。塩島地区と言えば超有名な北アルプスバックに列車を撮れ時期によっては水鏡でそれを撮れる場所がありますが、そこからやや離れた場所にあります。
白馬村の史跡としても知られる専念寺の石仏群があります。その、一角に枝垂桜があります。その枝垂桜とのコラボをしました。
桜にピントを合わせました。分かりづらいとおもいますが、手前には馬頭観音がその奥には庚申塔などが建っています。新しいE353系あずさ(回送)。
こちらは、列車にピントを合わせて見ました。リゾートびゅうふるさと。
染井吉野より先に [鉄道関係]
撮影は2019年4月13日です。松本では染井吉野が開花して数日後になります。今年は、開花後に寒い日が続き、雪まで降る状況でしたのでまだ染井吉野は3分から4分咲きでした。ただ、樹によってばらつきが大きく陽だまりにあるような樹は満開近いものもありました。そんな桜を探して、アルピコ交通に乗ってロケハンをしていて見つけたのがこの桜でした。田川を渡る鉄橋の近くです。実は、この線路向こう側には染井吉野が満開まで後一歩というところでした。
この日は残念ながらレトロ塗装もなぎさトレインも走っていなくいわゆるノーマルカラーが走っていました。この日は本当に良い天気で、桜のロケハンには最適でした。
アルピコ交通渚-西松本
サクラサク [鉄道関係]
今年も桜の季節がやって来ましたね。桜前線は順調に北上しているようです。が、今日の松本はまさかの雪。しかも降るだけでは無く結構積もっていました。せっかく咲き始めた桜も、やや足踏みといったところでしょうか。週末が満開かと思ったら少しずれそうですね。昨年は、あっという間に散ってしまいあまり撮れなかったので今年はぜひ撮りたいですね。
そんな、桜の一発目は...
この桜になりました。先週末既に桜開花している県から取り残されていた長野県。上京した時に中央本線の山梨県から東はすべて満開。大慌てで撮ったものです。本当は富士山と撮りたかったのですが、この日はご機嫌斜め。でも、精いっぱい咲いている桜を愛でる事が出来ました。
身延線善光寺駅
特急ふじかわです。
境界突破!! [鉄道関係]
今シーズンからJ1に昇格しプレーを続けている地元の松本山雅FC。残念ながら開幕戦から4連敗してチームは苦戦しています。前回昇格時も、にたような状況でJ@に降格となっているため、がんばって欲しいものですがJ1に壁は厚いのでしょうかね。わが、川崎フロンターレも3連続優勝を目指していますが出遅れています。
で、松本山雅FCのスポンサーの一つがアルピコホールディングです。ということもあり、アルピコ交通鉄道部の上高地線ではヘッドマークを掲出して走っています。J!昇格をした今季のヘッドマークが走っているので撮ってきました。
アルピコ交通上高地線下新-大庭
で、書いてある応援メッセージが「境界突破」
がんばれ〜
春は苦い [鉄道関係]
東京ではもうソメイヨシノが満開だそうです。ここ、松本はやっと梅が満開を過ぎようとしています。朝方の気温もまだ氷点下という日があるくらい寒いです。松本城の桜開花は4/3予想でまだ一週間あります。そろそろ、蕗の薹がボコボコと出てきているのでは無いでしょうか。
蕗の薹は秋田や津軽では「ばっけ」といいます。おそらくボコボコ生えてくる事からなまって変わったのかも。なので、蕗味噌もばっけ味噌。ばっけの天麩羅は美味しいですが、春野菜特有の苦味がありますね。
蕗の薹は線路沿いの日当たりの良い築堤に良く生えていますが、取る(撮る)際には列車に気をつけましょう。
由利高原鉄道鮎川-子吉
由利高原鉄道 西滝沢-久保田
神仏と一緒に [鉄道関係]
2019年3月16日のダイヤ改正で、特急あずさ・かいじへのE257系運用は終了しました。まだ、臨時等ではE257系の運用がありますが、定期運用は終了。松本へ転居後、その沿線の景色と共に思い入れが強くなった大糸線へは臨時も含めて入線する事はなさそうです。定期の3号以外に時々入る白馬までの臨時運用もE353系となっています。
大糸線は塩の道としても知られる千国街道沿いに走っています。沿線には、古くから、道祖神や地蔵菩薩、馬頭観音などの石仏が至る所に有り、それは現在でも増えています。線路沿いには中々無いのですが、強引に撮ったものも含めて紹介します。
大糸線安曇沓掛-信濃常盤
有名な撮影地の大黒様。
篠ノ井線聖高原駅
旅人を守る観音様。列車は、朝夕のみ設定の快速列車。
大糸線神城-飯森
この区間は、旧千国街道と線路が接近しています。
馬頭観音かな?既に摩耗が大きく判別できません。
栗の木の下にあった、道祖神。こちらは、文字だけのバージョン。
大糸線白馬駅
駅の東側に六地蔵があるのをご存知ですか?夏に行くと、赤い前掛けをしています。冬に行ったら笠地蔵になってました。地元の方に守られているようですね。
大糸線白馬-信濃森上
安曇野に多い、双体道祖神。夫婦の道祖神です。後ろは白馬三山。
お別れ [鉄道関係]
今度のダイヤ改正で正式に廃止となる駅があります。スキーブームが去り、スキー人口が減ったのもあります。それ以上にここのところの暖冬傾向による雪不足も遺憾ともしがたかったのでしょう。私が、松本へ越した最初の冬もそして今年もそのスキー場はオープンする事はありませんでした。駅を出たらすぐゲレンデという、まるでGALA湯沢みたいな駅だったであろう大糸線ヤナバスキー場前臨時停車場。ついに、ここに停まる列車を見る事なく廃止となってしまいます。
その最後の冬も暖冬傾向で他の近隣のスキー場もオープンが遅くなったり、全面滑走出来なかったりしていました。駅周辺も雪が少なかったです。その最後の姿を雪景色で撮りたくて何度か足を運びました。
大糸線ヤナバスキー場前臨時停車場
朝日が柔らかい光で照らそうとする中警報器が鳴り下り列車がゆっくりと通過していきました。
3月を迎える前にこの道路の雪は溶けてなくなってしまいました。
営業時は特急も停まったはずですが、今日も通過。文字の消え掛かっている駅名が寂しげでした。
夜の駅も撮りに行きました。雪が降ってて欲しかったのですが...警報器で真っ赤に染まった雪が印象的でした。
らっせーる、らっせーる、らっせーる [鉄道関係]
撮影ツアーは何ヶ所かで撮影ポイントがあります。ツアーとラッセルのせめぎ合いと言ったところでしょうか(違。前回のように引いた写真も良いですが、やはりここは雪をかき分ける迫力のシーンも撮ってます。ただ、レンズを付け替えるのを忘れてしまい、超望遠で撮れなかったのが悔やまれます。
※ラッセル車をチャーターしてのフォトランです。ラッセル車は通常は運行していません。また、この件についての津軽鉄道へのお問い合わせもご遠慮下さい。
撮影場所はわかるかと思いますので、敢えて伏せておきます。
サイドビューでも迫力があります。
多少雪が少なくてもね...
でも、やっぱりこの正面の姿は迫力あるしカッコいいです。
また、来年も見る事が出来ればいいなぁ。
タグ:津軽鉄道
ブルーモーメントを行く [鉄道関係]
津軽鉄道の朝は早い。始発は金木駅0520発津軽中里行からスタートする。冬至を過ぎて2ヶ月近く経つとは云えまだ暗い。津軽中里駅で折り返した列車から撮影はスタートした。冬特有のどんよりとした曇り空。雪も舞う中ではあったが東の空の一部がほんのり明るくなってきていた。そんな中を、蒼い時間をオレンジの列車が走り抜けた。
津軽鉄道川倉-芦野公園前
下手くそな流し撮りでごめんなさい。これが唯一シンクロしてました。
さらに、移動して線路を跨ぐ陸橋の上から、本日の主役を狙う。やっと明るくなったがまだ夜明け前。集落の人はまだ眠りについている蒼い時間に独特のロッド式のディーゼル機関車の音が近付いてきた。積雪は少ないとは言え、松本在住の人間にとっては遥かに多い雪をかき分けて走り去った。
津軽鉄道深郷田-大沢内
※ラッセル車の貸切によるフォトランツアーでの撮影です。通常ラッセル車は運行していません。また、津軽鉄道へのお問い合わせもご遠慮下さい。
ラジオガァデン [鉄道関係]
最初に秋葉原に連れていってもらったのは、小学校4年か5年生の頃だったと思う。母方の実家が深川に有り夏休みなどに泊まりに行った際に連れられていったんだと思う。何かの部品を買っていたようだけど、そのごみごみとした総武線ガード下で所狭しと並んでいる、抵抗やコンデンサー、ガラスケースの中にあったトランジスタやIC、真空管が珍しくてわくわくしていた記憶がある。中学生になり、家も浦安に引越し、電子ブロックや「初歩のラジオ」を購入したのをきっかけに電子工作にのめり込んでいった。毎月のように、少ない小遣いを持って部品を買って役に立たないようなものを作っては喜んでいた。以後、対象がマイコンやオーディオ、パソコンと代わりはしたが秋葉原通いは社会人になっても続いた。
多分、「とらのあな」のような同人誌の販売店が進出しはじめ、メイド喫茶が増え始めた頃、趣味とシンクロしなくなった秋葉原からは自然と足が遠のいていった。今でも、時々裏通りやガード下を歩くが、かつてのキラキラした時代は戻ってこないのは感じていた。そんな、変わりつつあった秋葉原でも昔ながらの老舗は残っていた。
秋葉原電気街の誕生のきっかけとなった、米軍の払い下げ部品を売っているジャンク屋もその一つだ。表通りにあった店もいつの間にか裏通りへと引っ込み見かける事も少なくなったが細々と営業を続けていた。店の名前も知らなく場所しかわかっていなかったお店が多数であったが、それでも日米無線や国際ラジオにはお世話になったものである。
今回、そんな消えつつある秋葉原の景色とE257系を絡めて見ようと久し振りに神田駅を降りた。中央線の煉瓦製の高架にそって歩いて着いたのは、交通博物館の隣のガード下のラジオガーデン。記憶では10件程の店舗が入っていた筈だった。が、シャッターが降り、日米無線も開いていない。それでもいいやと、古びた「ラジオガァデン」と書かれた看板と絡めて撮影をした。
中央線御茶ノ水-神田 特急あずさE257系
SONY α7 with CONTAX Distagon T* 18mm/F4
後で友達からきいたら、日米無線昨年末で閉店したとのこと。ここのお店も一件しか営業して無くそれも週の半分くらいしか開いていないようだった。と思って調べたら、他にも多くの老舗専門店が閉店していた。もう、電気街の秋葉原では無くサブカルチャーのアキバへと変わってしまったのだ。近いうちに、平日にこの界隈をゆっくり散策して見たいと思った。電気街の遺された景色を求めて...
そういえばかつてあった家電販売店もオノデンだけになったようで...
第一家電、LAOX、石丸電気、サトームセン、宝田無線、九十九電機、一二三電商、オヤイデ商会...ここらでやめておこう。